FREE TOOLS無料計算ツール

構造設計の実務・学習に役立つ計算ツールを、登録不要・無料で公開しています。使いたいツールを選んでください。ツールは随時追加していきます。

計算ツールの使いどころ

構造設計の実務では、「正式な計算に入る前に、おおよその値を知りたい」場面が繰り返し訪れます。梁のサイズを仮定するとき、他社の計算書を検証するとき、現場で聞かれてすぐ答えたいとき——そうした場面で電卓を叩き直す手間を減らすために公開しているのが、これらのツールです。

場面使うツール何がわかるか
梁せいの当たりをつける断面性能 計算ツール必要な断面係数Zを満たす断面かどうか
手計算の検算断面性能 計算ツールI=bh³/12などの計算間違いの確認
H形鋼の向きを検討する断面性能 計算ツール強軸・弱軸で断面性能が何倍違うか
ガラスの荷重を拾うガラス重量 計算ツール方立・無目・下地に加わる重量
取付けの人員を計画するガラス重量 計算ツール1枚あたりの重さと運搬方法の判断

使ううえで知っておきたいこと

① 規格値とは数%ずれることがあります

H形鋼や角形鋼管には、製造上どうしてもフィレット(隅の丸み)があります。ツールは断面を単純な長方形の組み合わせとして計算するため、この丸みの分だけ規格値より数%大きい値が出ます。当たりをつける段階では問題になりませんが、最終的な断面算定にはメーカーの規格値(鋼材ハンドブック)を使ってください。

② 単位の取り違えがいちばん多い間違いです

断面性能はcm系(cm³・cm⁴)、応力度計算はmm系(N・mm)で扱うのが一般的です。1cm³=10³mm³、1cm⁴=10⁴mm⁴という換算を忘れると、答えが1,000倍・10,000倍ずれます。詳しくは「曲げモーメントの単位換算」で解説しています。

③ 強度の検討には別の条件が加わります

断面性能が求まっても、それだけで部材が成立するわけではありません。横座屈、幅厚比による部材ランク、たわみ制限、接合部の耐力——実務ではこれらすべてを確認します。ツールはその第一歩を速くするためのものと考えてください。

ツールへのご要望

「こんな計算を自動化してほしい」というご要望があれば、お問い合わせからお知らせください。実務で需要が高いものから順に追加していきます。あわせて、より詳しい検討ができる無料Excelも配布していますので、そちらもご利用ください。

ご注意

各ツールの計算結果は学習・検算・概算の参考用です。実際の設計・製品仕様の確定には使用せず、法令・基準にもとづき責任ある技術者・各メーカーの情報でご確認ください。