コンクリートの硬化時間|固まるまでの時間と養生
コンクリートが「固まる」までには、凝結(こわばり始め)と硬化(強度が増す)の2段階があります。どれくらいの時間がかかるか、温度・養生との関係を整理します。
この記事について
養生・強度に関する基準値(JASS5など)は改訂されることがあります。本記事は学習用の概要です。設計・施工では最新の規格・指針を確認してください。
凝結と硬化
| 段階 | 時間の目安 | 内容 |
|---|---|---|
| 凝結 | 打込み後 数時間(始発約1時間〜、終結約6〜10時間) | 流動性を失い固まり始める |
| 硬化 | 数日〜数週間 | 強度が増していく。材齢28日が基準 |
歩ける・型枠を外せる程度になるのは数時間〜数日、設計上の強度に達するのは材齢28日が目安です。
温度の影響
POINT
水和反応は温度が高いほど速く進むため、夏は早く固まり、冬は遅く固まります。気温が下がると凝結・硬化が遅れ、型枠を外せる時期も遅くなります(→硬化を早めるには)。
養生期間の目安
固まり始めてからも、強度を伸ばしひび割れを防ぐため湿潤養生を続けます。養生期間は普通ポルトランドで5日以上、早強で3日以上、高炉・中庸熱で7日以上が目安です。
まとめ
- 固まる過程は凝結(数時間)と硬化(数日〜数週間)。強度基準は材齢28日。
- 温度が高いほど速く、低いほど遅い。夏は早く冬は遅い。
- 固まり始めても湿潤養生を続ける(普通5日・早強3日・高炉7日以上が目安)。