鉄筋コンクリート造(RC造) 更新日:2026年6月14日

標準水中養生とは?現場水中養生・封かん養生との違い

標準水中養生は、コンクリートの強度試験に使う供試体(テストピース)を、温度を管理した水中で養生する標準的な方法です。供試体の養生方法には用途別にいくつかあります。

この記事について

養生・強度に関する基準値(JASS5など)は改訂されることがあります。本記事は学習用の概要です。設計・施工では最新の規格・指針を確認してください。

標準水中養生とは

供試体を20±2℃の水中で養生する方法です。温度・水分が一定の理想的な条件で、コンクリートの材料・配合が持つ本来の強度(ポテンシャル)を確認するために使われます。材齢28日の標準水中養生供試体の強度で、配合の合否を判定するのが基本です。

3つの養生方法の違い

養生方法条件主な用途
標準水中養生20±2℃の水中(理想条件)材料・配合の強度判定(呼び強度の合否)
現場水中養生現場に置いた水中(現場の温度の影響を受ける)型枠・支保工の取り外し時期の判定
封かん養生水分の出入りを封じる(構造体に近い)構造体コンクリート強度の推定
POINT

標準水中養生は「理想条件での実力」、現場水中養生は「現場の温度の影響を反映」、封かん養生は「実際の構造体に近い状態」を見ます。目的に応じて使い分けます。

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まとめ

  • 標準水中養生は供試体を20±2℃の水中で養生する方法。配合の強度判定に使う。
  • 現場水中養生は現場温度を反映し、型枠・支保工の取り外し時期の判定に使う。
  • 封かん養生は構造体に近い状態で、構造体強度の推定に使う。