筋交いとは?役割・効果・寸法とブレースとの違い
筋交い(すじかい)は、木造の柱と柱の間に斜めに入れる部材です。地震・風の水平力に抵抗する耐力壁の要です。
この記事について
木材の規格・基準強度・含水率などは樹種・等級・JAS・条件によって異なり、規準も改訂されます。本記事は学習用の概要です。設計・施工では最新の基準・規格を確認してください。
役割と効果
四角い軸組(柱・梁)は、水平力を受けると平行四辺形に変形しやすい構造です。筋交いを入れて三角形にすることで変形を防ぎ、建物が倒れないように支えます。これが耐力壁の働きです。
寸法と壁倍率
筋交いの寸法が大きいほど強く、壁倍率が大きくなります(目安)。
| 筋かい | 壁倍率(目安) |
|---|---|
| 15×90 木材 | 1.0 |
| 30×90 木材 | 1.5 |
| 45×90 木材 | 2.0 |
| 90×90 木材 | 3.0 |
2本を交差させるたすき掛けにすると、片筋かいの約2倍の倍率になります。筋かいの端部は金物で柱・土台に緊結します。
ブレースとの違い
| 筋交い | ブレース | |
|---|---|---|
| 主な構造 | 木造 | 鉄骨造 |
| 材料 | 木材 | 鋼材(丸鋼・山形鋼など) |
| 力の負担 | 圧縮・引張(種類による) | 主に引張(丸鋼) |
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まとめ
- 筋交いは木造の耐力壁の斜材。三角形にして水平力に抵抗する。
- 寸法が大きいほど壁倍率が大きい。たすき掛けで約2倍。端部は金物で緊結。
- 鉄骨のブレースは鋼材で主に引張を負担する点が異なる。