鉄筋コンクリート造(RC造) 更新日:2026年6月14日

エコセメントとは?意味・用途・JIS・強度

エコセメントは、都市ごみの焼却灰や下水汚泥の焼却灰などを主原料に再利用したセメントです。廃棄物を有効活用する環境配慮型のセメントです。

この記事について

セメントの規格・基準値(JIS R 5210ほか・JASS5など)は改訂されることがあります。本記事は学習用の概要です。設計・施工では最新の規格・指針を確認してください。

意味

「エコロジー(環境)+セメント」の名のとおり、本来は廃棄物となる都市ごみ焼却灰・下水汚泥焼却灰を主原料とし、クリンカ1トンあたり廃棄物等を一定量(約500kg)以上使用してつくられます。資源循環に貢献します。

JIS規格と種類

エコセメントはJIS R 5214(エコセメント)に規定され、2種類があります。

種類特徴用途
普通エコセメント塩化物イオン量が少なく、普通ポルトランドに近い性質一般の鉄筋コンクリート構造体にも使用可
速硬エコセメント早強性。塩化物イオンを比較的多く含む無筋・二次製品・地盤改良など(鉄筋には注意)

強度

普通エコセメントは、普通ポルトランドセメントと同等の強度発現が得られ、構造用コンクリートにも使えます。速硬エコセメントは早強性がある一方、塩化物イオンが多めなので、鉄筋の腐食を避けたい部位では使い方に注意します。

POINT

普通エコセメントは構造体にも使えますが、塩化物イオンや原料由来の品質に配慮が必要です。用途に応じて種類を選び、規格・基準に従って使用します。

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まとめ

  • エコセメントは都市ごみ・下水汚泥の焼却灰を主原料にした環境配慮型セメント。
  • JIS R 5214で普通エコセメントと速硬エコセメントの2種類。
  • 普通エコは普通ポルトランド同等の強度で構造体にも使える。速硬は塩化物に注意。