H形鋼の読み方・寸法表記の読み方
H形鋼は、図面や形鋼表で「H-400×200×8×13」のように表記されます。この4つの数字が何を表すかを理解すれば、サイズがひと目で読み取れます。
この記事について
本記事の数値は代表的なJIS呼称の例で、学習用の概要です。設計・積算では必ず最新のJIS G 3192や鋼材ハンドブック(形鋼表)の正確な値を使用してください。
寸法表記の読み方
H形鋼の表記は「H − せい × フランジ幅 × ウェブ厚 × フランジ厚」の順です。
H-400×200×8×13
せい H=400mm/フランジ幅 B=200mm/ウェブ厚 t1=8mm/フランジ厚 t2=13mm
- せい(H):断面の高さ。最初の数字。梁では曲げ強さに最も効く。
- フランジ幅(B):上下の板の幅。2番目の数字。
- ウェブ厚(t1):垂直な板の厚さ。3番目の数字。
- フランジ厚(t2):上下の板の厚さ。4番目の数字。
2つの数字だけの表記
「H-400×200」のように板厚を省いて呼ぶこともあります。これはせい400・幅200のシリーズという意味で、同じせい・幅でも板厚違いが複数あるため、正確には板厚まで指定します。
呼称寸法と実寸法の違い
POINT
H形鋼の呼び方(呼称寸法)と実際の寸法は、一部の系列でわずかに異なります。たとえば「H-300×150」は実寸法がせい298mmのことがあります(中幅・広幅に多い)。図面の納まりや製作では、形鋼表の実寸法を確認することが大切です。
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H形鋼の基礎は「H形鋼とは」、性能値は「断面性能・単位重量一覧」、形鋼全般の読み方は「形鋼の読み方」をどうぞ。
まとめ
- H形鋼は「H-せい×幅×ウェブ厚×フランジ厚」で表記する。
- 最初の数字がせい(高さ)で、梁の曲げ強さに最も効く。
- 呼称寸法と実寸法が異なる系列があり、実寸は形鋼表で確認する。