実施設計とは?基本設計との違いと設計料の比率
実施設計は、基本設計で決めた方針をもとに、実際に施工できる詳細な図面と構造計算書をつくる段階です。
この記事について
建築基準法・施行令・告示などの法令は改正されます。本記事は学習用の概要です。実際の設計・確認申請では、必ず最新の法令・告示・特定行政庁の運用を確認してください。
実施設計の成果物
- 構造図:基礎伏図・床伏図・軸組図・断面リスト・配筋図・標準図
- 構造計算書:荷重・地震力・応力・断面検定
- 仕様書・詳細図(施工に必要なすべての情報)
基本設計・詳細設計との関係
実施設計は基本設計の次の段階で、施工に必要な情報を確定させます。「詳細設計」は実施設計とほぼ同義で使われることが多く、実施設計の中の詳細な検討・作図を指します。
設計料の比率(目安)
POINT
設計業務の報酬は、国土交通省告示(業務報酬基準)などを参考に、業務段階で配分されます。基本設計より実施設計のほうが作業量が多く、比率も大きいのが一般的で、目安として基本設計:実施設計 ≒ 3:7 前後とされることがあります(監理は別途)。実際の比率は契約・規模により異なります。
まとめ
- 実施設計は施工できる詳細図と構造計算書をつくる段階。
- 詳細設計はほぼ同義。基本設計の方針を確定させる。
- 設計料は実施設計の比率が大きく、基本:実施≒3:7が目安。