横架材とは?種類・欠き込み基準・梁との違い
横架材(おうかざい)とは、柱などの上に水平に架け渡す構造材の総称です。梁・桁・胴差しなどが含まれます。
この記事について
木材の規格・基準強度・含水率などは樹種・等級・JAS・条件によって異なり、規準も改訂されます。本記事は学習用の概要です。設計・施工では最新の基準・規格を確認してください。
横架材の種類
| 種類 | 役割 |
|---|---|
| 梁(はり) | 床・屋根の荷重を受けて柱へ伝える(主に梁間方向) |
| 桁(けた) | 梁と直交し柱の頭をつなぐ。外周の軒桁など |
| 胴差し(どうさし) | 2階床の高さで通し柱の間をつなぎ、2階の管柱・床を受ける |
| 土台・大引 | 最下部・床組の横架材 |
梁との違い
梁は横架材の一種です。横架材は「水平に架かる材の総称」で、その中で荷重を支える主要な曲げ材が梁、柱頭をつなぐ材が桁、というように役割で呼び分けます。
欠き込み基準
POINT
横架材には、設備配管や仕口のために欠き込み(断面を削ること)をすることがありますが、削りすぎると断面が不足して折れやすくなります。一般に欠き込みは断面せいの1/3程度以下に抑え、引張側(下端)や中央の大きな欠損は避けるのが基本です。継手・仕口の位置にも配慮します。
まとめ
- 横架材は水平に架け渡す構造材の総称。梁・桁・胴差し・土台・大引など。
- 梁は横架材の一種。役割で梁・桁・胴差しと呼び分ける。
- 欠き込みは断面せいの1/3程度以下に抑え、下端・中央の欠損を避ける。