鉄骨造(S造) 更新日:2026年6月14日

一般構造用軽量形鋼(SSC400)とは?SS400との違い

SSC400は、軽量形鋼に使われる材質の記号で、「一般構造用軽量形鋼」を表します。名前が似ているSS400と混同されがちですが、規格も製法も異なります。

この記事について

鋼材の規格・寸法などはJISや製品の改訂で変わることがあります。本記事は学習用の概要です。実務では必ず最新のJIS・メーカーの形鋼表(鋼材ハンドブック)を確認してください。

SSC400の規格

SSC400はJIS G 3350(一般構造用軽量形鋼)で規定されています。記号のSSCは Steel Structure Cold(冷間成形)に由来し、数字の400は引張強さ400N/mm²級を表します。薄い鋼板を冷間ロール成形してリップ溝形鋼などをつくります。

SS400との違い

SS400SSC400
規格JIS G 3101(一般構造用圧延鋼材)JIS G 3350(一般構造用軽量形鋼)
製法熱間圧延(H形鋼・鋼板など)薄板の冷間成形(軽量形鋼)
板厚厚いものまで幅広い薄い(おおむね1.6〜4.0mm)
主な用途柱・梁などの主要部材胴縁・母屋・間柱などの二次部材

引張強さの級(400N/mm²)は同じで材質的には近いですが、SS400は熱間圧延の汎用鋼材、SSC400は薄板を成形した軽量形鋼という違いがあります。

胴縁などの用途

SSC400の軽量形鋼は、主に次のような二次部材に使われます。

  • 胴縁(どうぶち):外壁材(金属サイディング・ALCなど)を取り付ける下地の横材。
  • 母屋(もや):屋根材(折板など)を受ける部材。
  • 間柱(まばしら):壁を構成する補助的な柱。
POINT

薄板のため溶接には不向きで、接合はボルト・ビスが基本です。主要構造部材ではなく、二次部材に使うのが原則です。

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まとめ

  • SSC400は一般構造用軽量形鋼の材質記号。規格はJIS G 3350。
  • SS400(熱間圧延・G3101)とは製法・板厚・用途が異なる。
  • 胴縁・母屋・間柱などの二次部材に使い、接合はボルト・ビスが基本。