鉄骨造(S造) 更新日:2026年6月14日

普通鋼とは?意味・種類と特殊鋼との違い

普通鋼とは、合金元素をほとんど加えていない一般的な炭素鋼のことです。鉄骨造に使われるSS400・SN材・SM材はいずれも普通鋼で、建築用鋼材の大半を占めます。

この記事について

鋼材の規格・基準強度などはJISや告示の改訂で変わることがあります。本記事は学習用の概要です。実務では必ず最新のJIS・建築基準法告示・メーカー資料を確認してください。

普通鋼の意味

鋼は鉄(Fe)に炭素(C)を加えた合金です。普通鋼は、炭素以外の合金元素(クロム・ニッケル・モリブデンなど)を意図的に加えていない、または微量にとどめた鋼を指します。安価で加工・溶接しやすく、量産されるのが特徴です。

普通鋼の種類

種類
一般構造用圧延鋼材SS400
建築構造用圧延鋼材SN400・SN490
溶接構造用圧延鋼材SM400・SM490
一般構造用鋼管STK・STKR

特殊鋼との違い

普通鋼特殊鋼
合金元素ほとんど加えない目的に応じて添加
性質標準的・汎用耐食・耐熱・高強度など特化
価格安い高い
SS400・SN490ステンレス鋼・耐火鋼・合金鋼

合金鋼・ステンレス鋼との関係

鋼は大きく次のように分類されます。

  • 炭素鋼:鉄+炭素が主。普通鋼はここに含まれる。
  • 合金鋼:炭素鋼に合金元素を加えたもの。特殊鋼の中心。
  • ステンレス鋼:クロムを多く含む合金鋼の一種で、錆びにくい。

つまりSS400は普通鋼(炭素鋼)ステンレス鋼は合金鋼(特殊鋼)という関係になります。

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特殊鋼は「特殊鋼とは」、軟らかい炭素鋼は「軟鋼とは」、規格記号は「鋼材の種類」をどうぞ。

まとめ

  • 普通鋼は合金元素をほぼ加えない一般的な炭素鋼。SS400・SN・SMが代表。
  • 特殊鋼は合金元素を加えて特定の性質を高めた鋼で、より高価。
  • SS400は普通鋼、ステンレス鋼は合金鋼(特殊鋼)の一種。