木造(W造) 更新日:2026年6月14日

気乾状態とは?含水率と絶乾・湿潤状態との違い

気乾状態(きかんじょうたい)とは、木材が大気中の湿度と釣り合った状態のことです。木材の重さや強度を表すときの標準的な状態です。

この記事について

木材の規格・基準強度・含水率などは樹種・等級・JAS・条件によって異なり、規準も改訂されます。本記事は学習用の概要です。設計・施工では最新の基準・規格を確認してください。

含水率とは

木材に含まれる水分の割合を含水率といい、次式で表します。

含水率(%)= 水分の重量 ÷ 全乾(絶乾)時の重量 × 100

気乾状態の含水率

気乾状態の含水率は、日本ではおおむね15%前後(約12〜18%)です。木材は周囲の湿度に応じて水分を吸ったり出したりし、最終的にこの状態に落ち着きます。気乾比重はこの状態での比重です。

絶乾・湿潤状態との違い

状態含水率の目安内容
絶乾(全乾)状態0%炉で乾燥させ水分を完全に抜いた状態
気乾状態約15%大気の湿度と平衡した状態
繊維飽和点約28〜30%細胞壁が水で飽和し、これ以上は強度が変わらない境目
生材(湿潤)数十〜100%超伐採直後など水分を多く含む状態
POINT

含水率が繊維飽和点(約30%)より下がると、乾燥するほど木は収縮し、強度が上がります。乾燥が不十分な材は、施工後に収縮して反り・割れ・すき間の原因になります。

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まとめ

  • 気乾状態は大気の湿度と平衡した状態で、含水率は約15%。
  • 絶乾は0%、繊維飽和点は約30%、生材はそれ以上。
  • 繊維飽和点より下では乾くほど収縮・強度増。乾燥不足は反り・割れの原因。