木造(W造) 更新日:2026年6月14日

木材の比重と密度|樹種別一覧と荷重計算

木材の比重密度は、重さや強度の目安になる基本的な性質です。樹種によって大きく異なります。

この記事について

木材の規格・基準強度・含水率などは樹種・等級・JAS・条件によって異なり、規準も改訂されます。本記事は学習用の概要です。設計・施工では最新の基準・規格を確認してください。

比重と密度の関係

密度は単位体積あたりの質量(kg/m³)、比重は水の密度を1としたときの比です。水が1000kg/m³なので、密度(kg/m³)=比重 × 1000の関係です。木材では通常気乾状態の「気乾比重」を使います。

樹種別の気乾比重・密度(目安)

樹種気乾比重密度(kg/m³)
スギ約0.38約380
ヒノキ約0.41約410
ヒバ約0.41約410
ベイマツ約0.50約500
アカマツ約0.53約530
ナラ約0.68約680
ケヤキ約0.69約690

一般に比重が大きい木ほど硬く強い傾向があります。針葉樹(スギ・ヒノキ)は軽く、広葉樹(ナラ・ケヤキ)は重い傾向です。

荷重計算への使い方

POINT

木材の自重は体積 × 密度で求めます(→重さ計算)。構造計算では、この自重を固定荷重として見込みます。密度は含水率で変わるため、条件に応じた値を使います。

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まとめ

  • 密度(kg/m³)=比重×1000。木材は気乾比重を使う。
  • スギ0.38・ヒノキ0.41・ベイマツ0.50・ケヤキ0.69などが目安。
  • 比重が大きいほど硬く強い傾向。自重=体積×密度で計算する。