木造(W造) 更新日:2026年6月14日

木材の背割りとは?心持ち材・心去り材との違いと効果

背割り(せわり)とは、柱などの木材に、乾燥による表面割れを防ぐためあらかじめ一面に中心まで入れる切れ込みのことです。

この記事について

木材の規格・基準強度・含水率などは樹種・等級・JAS・条件によって異なり、規準も改訂されます。本記事は学習用の概要です。設計・施工では最新の基準・規格を確認してください。

心持ち材と心去り材

心持ち材心去り材
木取り樹心(芯)を含む芯を外して取る
強度強い(芯を含む)やや劣ることも
乾燥割れ表面が割れやすい割れにくい
歩留まり良い(1本から取れる)悪い(太い丸太が必要)

柱には強くて経済的な心持ち材がよく使われますが、芯を含むため乾燥すると表面に大きな割れが入りやすい弱点があります。

背割りの効果

POINT

背割りを入れておくと、乾燥収縮による割れが背割りの部分に集中し、表面(化粧面)の見えるところに割れが出るのを防げます。割れをコントロールするための工夫です。

強度・乾燥への影響

背割りは断面の一部に切れ込みを入れますが、構造強度への影響は小さいとされ、設計上は大きく見込みません。乾燥を促し、施工後の割れ・ねじれを抑える効果があります。心去り材や乾燥材(KD材)では背割りを入れないこともあります。

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まとめ

  • 背割りは乾燥割れを防ぐため、心持ち材にあらかじめ入れる切れ込み。
  • 心持ち材は芯を含み強く経済的だが割れやすい。心去り材は割れにくい。
  • 割れを背割りに集中させ化粧面を守る。構造強度への影響は小さい。