高炉セメントB種とは?記号BB・混合率・JIS規格
高炉セメントB種(記号BB)は、高炉セメントの中で最も一般的に使われる区分です。性能と扱いやすさのバランスに優れます。
この記事について
セメントの規格(JIS R 5210・R 5211・R 5213など)や混合率の区分は改訂されることがあります。本記事は学習用の概要です。設計・施工では最新の規格・指針を確認してください。
記号BBと混合率
記号はBB(高炉セメントB種)。高炉スラグ微粉末の割合は30%超〜60%以下です。JIS R 5211(高炉セメント)に規定されています。
特徴
- 長期強度が伸び、水密性・化学抵抗性が高い。
- 水和熱が低めで温度ひび割れに有利。
- アルカリシリカ反応を抑制。
- A種より混合セメントの利点が明確、C種より初期強度・養生で扱いやすい。
なぜ最も使われるのか
POINT:バランスがよい
B種は、低発熱・耐久性といった混合セメントの利点を十分に持ちつつ、C種ほど初期強度が遅すぎず養生も過度に厳しくないため、実用上のバランスが最も良い区分です。生コンでも広く供給され、一般のRC造から土木構造物まで幅広く使われます。
注意点
普通ポルトランドより初期強度がやや遅く湿潤養生が重要です。寒冷期は強度発現に配慮します。
まとめ
- 高炉セメントB種(記号BB)はスラグ30%超〜60%以下。JIS R 5211。
- 長期強度・低発熱・耐久性・ASR抑制に優れ、バランスが良い。
- 混合セメントの中で最も一般的。初期強度・養生には配慮する。