早強ポルトランドセメントとは?記号H・強度発現
早強ポルトランドセメント(記号H)は、初期の強度発現が早いポルトランドセメントです。読み方は「そうきょうポルトランドセメント」です。
この記事について
セメントの規格(JIS R 5210・R 5211・R 5213など)や混合率の区分は改訂されることがあります。本記事は学習用の概要です。設計・施工では最新の規格・指針を確認してください。
読み方・記号
「早強(そうきょう)」=早く強くなる、の意味。記号はH(High early strength)です。エーライト(C₃S)を多く含み、粉末度を細かくすることで、早い強度発現を実現しています。
特徴と強度発現
POINT:材齢3日で普通の7日相当
早強は、材齢3日で普通ポルトランドの材齢7日に相当する強度が得られる目安です。最終的な強度は普通と同等ですが、立ち上がりが早いのが最大の特徴です。そのぶん水和熱が大きいため、大断面のマスコンクリートには不向きです。
使い方
- 寒中コンクリート:気温が低くても早く強度が出るため、初期凍害を避けやすい。
- 工期短縮:型枠の早期取り外し・早期載荷。
- プレキャスト製品:早く脱型して回転率を上げる。
- 緊急工事・補修。
これを使ったコンクリートが早強コンクリートです。夏期は凝結が早すぎてコールドジョイントの懸念があるため注意します。
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使用例は「早強コンクリート」、標準の「普通ポルトランド」、6種は「ポルトランドセメント」をどうぞ。
まとめ
- 早強ポルトランドセメント(読み:そうきょう、記号H)は初期強度が高い。
- 材齢3日で普通の7日相当。立ち上がりが早く水和熱は大きい。
- 寒中・工期短縮・プレキャストに有効。マスコンには不向き。