鉄筋コンクリート造(RC造) 更新日:2026年6月14日

細骨材とは?粗骨材との違いと配合での役割

細骨材(さいこつざい)は、骨材のうち粒の細かいもの=砂のことです。粗骨材のすき間を埋め、コンクリートの施工性を左右します。

この記事について

骨材・コンクリートの規格・基準値(JIS A 5005・A 5308・JASS5など)は改訂されることがあります。本記事は学習用の概要です。設計・施工では最新の規格・指針を確認してください。

読み方と意味

読み方は「さいこつざい」。「細かい骨材」の意味で、砂を指します。

粗骨材との違い

細骨材粗骨材
大きさ5mmふるいを質量で85%以上通る5mmふるいに85%以上とどまる
主なもの砂利・砕石

配合での役割

  • 粗骨材どうしのすき間を埋める
  • コンクリートのワーカビリティ(施工性)を高める。
  • 材料分離を防ぐ(粘りを与える)。

細骨材率(s/a)の計算とスランプの関係

配合では、骨材全体に対する細骨材の割合=細骨材率(s/a)を使います。絶対容積の比で表します。

細骨材率 s/a = 細骨材の絶対容積 ÷(細骨材+粗骨材の絶対容積)
POINT:細骨材率とスランプ

細骨材率を大きくすると、砂が増えてワーカビリティは上がりますが、表面積が増えて必要な水(単位水量)が増えます。すると水セメント比乾燥収縮に不利になります。所定のスランプ(軟らかさ)を、できるだけ少ない水で得られるように、適切な細骨材率を選ぶのが配合設計のポイントです。

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対の「粗骨材」、配合は「絶対容積」、全体は「骨材とは」をどうぞ。

まとめ

  • 細骨材(さいこつざい)は砂。5mmふるいを質量で85%以上通る骨材。
  • 粗骨材のすき間を埋め、ワーカビリティと分離抵抗を与える。
  • 細骨材率s/aが大きいと施工性は上がるが単位水量が増える。適切に選ぶ。