再生骨材とは?種類・JISと再生骨材Hとの関係
再生骨材(さいせいこつざい)は、解体したコンクリートを破砕・処理して再利用する骨材です。資源の有効活用と廃棄物削減につながります。
この記事について
骨材・コンクリートの規格・基準値(JIS A 5005・A 5308・JASS5など)は改訂されることがあります。本記事は学習用の概要です。設計・施工では最新の規格・指針を確認してください。
意味
建物の解体で出るコンクリート塊(がれき)を破砕し、付着したモルタル分を取り除くなどの処理をして、再び骨材として使えるようにしたものです。天然骨材の節約と建設副産物の再利用に役立ちます。
種類とJIS(H・M・L)
処理の程度=品質によって3区分に分かれ、それぞれJIS規格があります。
| 区分 | 品質 | JIS | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| 再生骨材H | 高品質(High) | JIS A 5021 | 一般の構造体コンクリートにも使用可 |
| 再生骨材M | 中品質(Middle) | JIS A 5022 | 乾燥収縮の影響が小さい部材など |
| 再生骨材L | 低品質(Low) | JIS A 5023 | 捨てコン・均しコン・裏込めなど |
再生骨材Hとの関係
POINT
再生骨材Hは、すりもみ処理などで付着モルタルを十分に取り除いた高品質の再生骨材です。吸水率や密度が天然骨材に近く、普通コンクリートと同等の品質が得られるため、構造体にも使えます。M・Lは品質が下がるぶん、用途が限定されます。
まとめ
- 再生骨材は解体コンクリートを破砕・処理して再利用する骨材。
- 品質でH(A 5021)・M(A 5022)・L(A 5023)に分かれる。
- 再生骨材Hは高品質で構造体にも使える。M・Lは用途が限定される。