軽量骨材とは?種類・密度・JISとの関係
軽量骨材(けいりょうこつざい)は、密度が小さく軽い骨材です。建物を軽くしたい軽量コンクリートに使われます。
この記事について
骨材・コンクリートの規格・基準値(JIS A 5005・A 5308・JASS5など)は改訂されることがあります。本記事は学習用の概要です。設計・施工では最新の規格・指針を確認してください。
意味
普通骨材より密度が小さい骨材で、内部に細かな空隙を多く含むため軽くなります。これを使うとコンクリートの自重を減らせます。
種類
| 種類 | 例 |
|---|---|
| 人工軽量骨材 | 膨張頁岩・膨張粘土などを焼成したもの |
| 天然軽量骨材 | 軽石・火山れきなど |
| 副産軽量骨材 | フライアッシュを焼成したものなど |
構造用には品質の安定した人工軽量骨材が多く使われます。
単位体積重量と密度
軽量骨材は絶乾密度が2.0g/cm³未満程度と小さく、これを使った軽量コンクリートの単位容積質量は約1.4〜2.1t/m³になります(普通は約2.3)。軽いぶん、ヤング係数が小さく乾燥収縮が大きい傾向があります。
POINT
軽量骨材は空隙が多く吸水しやすいため、あらかじめ十分に吸水させて(プレウェッティング)使うなど、配合・施工で配慮が必要です。
JISとの関係
構造用の軽量骨材はJIS A 5002(構造用軽量コンクリート骨材)などに規定されています。規格に適合した骨材を用い、密度・強度を確認して使います。
まとめ
- 軽量骨材は密度の小さい軽い骨材。人工・天然・副産がある。
- 絶乾密度2.0未満程度で、軽量コンクリート(約1.4〜2.1t/m³)に使う。
- 吸水しやすく、JIS A 5002などの規格に適合したものを使う。