鉄筋コンクリート造(RC造) 更新日:2026年6月14日

絶対容積とは?計算と骨材の割合・空気量との関係

絶対容積(ぜったいようせき)とは、材料のすき間(空隙)を含まない、実質部分だけの体積のことです。コンクリートの配合設計の基礎になる考え方です。

この記事について

骨材・コンクリートの規格・基準値(JIS A 5005・A 5308・JASS5など)は改訂されることがあります。本記事は学習用の概要です。設計・施工では最新の規格・指針を確認してください。

意味

砂や砂利をバケツに入れると、粒の間に空気のすき間ができます。このすき間を除いた、粒そのものの体積が絶対容積です。配合は、この絶対容積で各材料を積み上げて計算します。

計算方法

絶対容積(L)= 質量(kg)÷ 密度(kg/L) 密度が2.65g/cm³(=2.65kg/L)の砂が530kgなら、絶対容積=530÷2.65=200L

コンクリート1m³の構成

コンクリート1m³(=1000L)は、各材料の絶対容積と空気量の合計で構成されます。

セメント + 水 + 細骨材 + 粗骨材 + 空気 = 1000 L(1m³) いずれも絶対容積。空気は連行・巻き込み空気の体積

骨材の割合・空気量との関係

POINT

1m³からセメント・水・空気の絶対容積を引いた残りが、骨材(細骨材+粗骨材)の絶対容積です。これを細骨材率で細骨材と粗骨材に分けます。空気量を見込むと、そのぶん骨材の容積は減ります。空気量・水量・セメント量を決めると、骨材量が定まる、という関係です。

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細骨材(細骨材率)」、空気量は「普通コンクリート」、全体は「骨材とは」をどうぞ。

まとめ

  • 絶対容積は空隙を含まない実質体積。質量÷密度で求める。
  • コンクリート1m³=セメント+水+細骨材+粗骨材+空気の絶対容積合計。
  • 空気量・水・セメントを決めると、残りから骨材量が定まる。