骨材とは?粗骨材と細骨材の違い・配合割合・品質基準
骨材(こつざい)は、コンクリートに使う砂・砂利・砕石などのことです。コンクリートの体積の約7割を占める主要材料です。
この記事について
骨材・コンクリートの規格・基準値(JIS A 5005・A 5308・JASS5など)は改訂されることがあります。本記事は学習用の概要です。設計・施工では最新の規格・指針を確認してください。
骨材の役割
- コンクリートの骨格(かさ)をつくる。
- セメントペーストより安価で、経済性を高める。
- セメントペーストの乾燥収縮を抑え、寸法安定性を高める。
粗骨材と細骨材の違い
骨材は粒の大きさで2つに分かれ、境界は5mmふるいです。
| 細骨材 | 粗骨材 | |
|---|---|---|
| 大きさ | 5mmふるいを質量で85%以上通る | 5mmふるいに質量で85%以上とどまる |
| 主なもの | 砂 | 砂利・砕石 |
配合に占める割合
骨材はコンクリート体積の約65〜75%を占めます。残りがセメント・水・空気です。骨材を多く(ペーストを少なく)すると乾燥収縮を抑えられます(→絶対容積で配合)。
品質基準
骨材の品質は、JIS(A 5005ほか)やJASS5で規定されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 粒度 | 大小がバランスよく混ざっていること(粒度分布) |
| 密度・吸水率 | 緻密で吸水率が小さいこと |
| すりへり・強さ | すりへりにくく、じょうぶなこと |
| 有害物 | 粘土塊・微粒分・有機不純物・反応性が少ないこと |
| 塩化物量 | 鉄筋を錆びさせないよう規制 |
まとめ
- 骨材は砂・砂利・砕石で、コンクリート体積の約7割を占める。
- 5mmふるいを境に細骨材(砂)と粗骨材(砂利・砕石)に分かれる。
- 粒度・密度・吸水率・有害物・塩化物などの品質基準がある。