鉄筋コンクリート造(RC造) 更新日:2026年6月14日

軽量コンクリートとは?普通コンクリートとの違い

軽量コンクリートは、人工軽量骨材などを使って自重を軽くしたコンクリートです。建物を軽くしたい床や屋根で使われます。

この記事について

コンクリートの規格・基準値(JIS A 5308・JASS5など)は改訂されることがあります。本記事は学習用の概要です。設計・施工では必ず最新のJIS・JASS5・指針の値を確認してください。

特徴

  • 軽量骨材(膨張頁岩などを焼成した人工骨材)を使う。
  • 単位容積質量は約1.4〜2.1 t/m³と、普通コンクリートより軽い。
  • 粗骨材のみ軽量の「1種」、粗・細骨材とも軽量の「2種」がある。
  • 断熱性が比較的高い。

普通コンクリートとの違い

普通コンクリート軽量コンクリート
単位容積質量約2.3 t/m³約1.4〜2.1 t/m³
自重重い軽い
ヤング係数大きい小さい(変形しやすい)
乾燥収縮普通大きめ
コスト安い高め

使用箇所

  • 床スラブ:自重を減らして梁・柱・基礎の負担を軽くする。
  • 屋根・庇:軽量化したい部位。
  • 改修・増築:既存躯体への荷重を抑えたいとき。
POINT

軽量化で地震力(重量に比例)を減らせる利点がありますが、ヤング係数が小さく乾燥収縮が大きいため、たわみ・ひび割れに配慮が必要です。

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まとめ

  • 軽量コンクリートは軽量骨材で自重を軽くしたコンクリート(約1.4〜2.1t/m³)。
  • 普通より軽く断熱的だが、ヤング係数が小さく乾燥収縮が大きい。
  • 床・屋根・改修など、軽量化したい部位に使う。