捨て型枠とは?フラットデッキ・ラス型枠の種類
捨て型枠(すてかたわく)とは、コンクリートが固まった後も取り外さず、そのまま残す型枠です。埋設型枠とも呼びます。
この記事について
施工・試験に関する規準(JASS5・JIS A各規格など)は改訂されることがあります。本記事は学習用の概要です。施工・管理では最新の規格・指針を確認してください。
意味
通常の型枠は固まったら解体しますが、捨て型枠は解体せずコンクリートと一体に残します。脱型の手間が省け、狭くて型枠を外せない場所にも使えます。
種類
| 種類 | 内容・用途 |
|---|---|
| フラットデッキ | 床(スラブ)用の薄い鋼製デッキ。支保工を減らせる床型枠 |
| デッキプレート | 波形の鋼板。床・屋根の型枠兼用 |
| ラス型枠 | リブラス・エキスパンドメタル製。打ち継ぎ部や基礎に |
基礎・スラブへの使い方
- スラブ:フラットデッキやデッキプレートを梁の間に渡し、その上に配筋・打設する。下面の型枠と支保工を省ける。
- 基礎・打ち継ぎ:ラス型枠を仕切りに使い、後から打つコンクリートとの打ち継ぎ面をつくる。
POINT
捨て型枠は脱型不要で工期短縮・省力化になります。残るため、耐久性・防錆や仕上げとの取り合いに配慮します。
まとめ
- 捨て型枠は取り外さず残す型枠(埋設型枠)。脱型の手間を省ける。
- フラットデッキ・デッキプレート・ラス型枠などがある。
- スラブの床型枠や基礎・打ち継ぎ部に使い、工期短縮になる。