コールドジョイントとは?打ち継ぎとの違いと防止策
コールドジョイントとは、コンクリートの打ち重ねが遅れ、先の層が固まってしまって一体化せずにできる継ぎ目です。意図しない施工不良です。
この記事について
施工・試験に関する規準(JASS5・JIS A各規格など)は改訂されることがあります。本記事は学習用の概要です。施工・管理では最新の規格・指針を確認してください。
意味とできる原因
許容打重ね時間(25℃以上で120分など)を超えると、下層が固まり始め、後から打った層と一体化しません。境目に弱い不連続面ができます。運搬の遅れ・打設の段取り不良・暑中の急結が主な原因です。
見分け方
- 表面に線状の継ぎ目(色や肌の違う筋)が現れる。
- 内部に弱い面ができ、たたくと音が違う・ひび割れや漏水が生じることがある。
打ち継ぎとの違い
| コールドジョイント | 打ち継ぎ | |
|---|---|---|
| 性質 | 意図しない施工不良 | 計画的に設ける継ぎ目 |
| 位置 | 不規則(どこでも) | 応力の小さい計画位置 |
| 処理 | 未処理で弱面に | レイタンス除去など処理する |
問題点と防止策
POINT
コールドジョイントは強度・水密性・耐久性の低下、ひび割れ・漏水の原因になります。防止には、許容打重ね時間内に連続打設、打込み計画・人員配置、暑中対策、下層へのバイブレーター差し込みによる一体化が有効です。
まとめ
- コールドジョイントは打ち重ね遅れで一体化しない継ぎ目(施工不良)。
- 計画的な打ち継ぎと違い、不規則で未処理の弱面になる。
- 強度・水密性低下を招く。許容時間内の連続打設・締固めで防ぐ。