型枠の取り外し|存置期間・脱枠・支柱の除去
型枠は、コンクリートが必要な強度に達してから取り外します。早すぎると変形・破損するため、存置期間や強度の規定があります。
この記事について
施工・試験に関する規準(JASS5・JIS A各規格など)は改訂されることがあります。本記事は学習用の概要です。施工・管理では最新の規格・指針を確認してください。
取り外しの考え方
型枠は、コンクリートが自重や作業荷重を支えられる強度になってから外します。判定はコンクリートの圧縮強度、または材齢・気温(積算温度)で行います。
せき板の存置(目安)
コンクリートに接するせき板のうち、荷重を直接支えない部分(基礎・梁側・柱・壁)は、比較的早く外せます。
| 部位 | 取り外しの目安 |
|---|---|
| 基礎・梁側・柱・壁のせき板 | 圧縮強度5N/mm²以上(または材齢・気温で判定) |
| スラブ下・梁下のせき板 | 設計基準強度の50%程度以上など |
支柱(支保工)の除去
POINT
スラブ下・梁下を支える支柱(支保工)は最後まで残します。これらは荷重を支え続けるため、コンクリートが十分な強度(おおむね設計基準強度の85%以上、または12N/mm²以上など)に達してから外します。早期の支柱撤去はたわみ・ひび割れ・崩落の危険があります。
まとめ
- 型枠は必要強度に達してから外す。強度または材齢・気温で判定する。
- 柱・壁・梁側のせき板は5N/mm²以上が目安。
- スラブ下・梁下の支柱は最後。設計基準強度の85%程度まで残す。