コンクリートの温度管理|打込み温度と暑中・寒中
コンクリートは温度で品質が変わるため、打込み時の温度管理が重要です。暑い時期・寒い時期・大断面で、それぞれ配慮が必要です。
この記事について
施工・試験に関する規準(JASS5・JIS A各規格など)は改訂されることがあります。本記事は学習用の概要です。施工・管理では最新の規格・指針を確認してください。
打込み温度の基準
打込み時のコンクリート温度は、品質を保てる範囲に収めます。
| 時期 | 温度の目安 |
|---|---|
| 暑中(25℃超) | 打込み温度35℃以下 |
| 寒中(4℃以下) | 凍結を防ぐため一定温度を確保 |
暑中施工の注意点
寒中施工の注意点
- 練混ぜ水・骨材を加熱し打込み温度を確保(セメントは加熱しない)。
- 所定強度に達するまで凍結させない(保温・給熱養生)。
マスコンクリートの温度
POINT
大断面のマスコンクリートでは、水和熱による内部温度上昇で温度ひび割れが生じます。低発熱セメント・打込み温度の低減・パイプクーリングなどで温度を管理します。
まとめ
- 打込み温度は、暑中で35℃以下、寒中で凍結しない温度を確保する。
- 暑中は急乾燥・コールドジョイント、寒中は初期凍害に注意。
- マスコンは水和熱の温度上昇を管理し温度ひび割れを防ぐ。