スラッジ水とは?濃度・上澄み水と高強度コンクリート
スラッジ水は、生コンクリート工場でミキサーや運搬車を洗った水を回収・処理した水(回収水)の一種です。練混ぜ水として再利用されます。
この記事について
施工・試験に関する規準(JASS5・JIS A各規格など)は改訂されることがあります。本記事は学習用の概要です。施工・管理では最新の規格・指針を確認してください。
意味
回収水は、洗浄水を処理したもので、上澄み水とスラッジ水に分けられます。スラッジ水は、セメントや微粒分(スラッジ固形分)を含んだ水です。資源の有効利用・排水削減のために使われます。
濃度(スラッジ固形分率)
POINT
スラッジ水に含まれる固形分の割合をスラッジ固形分率といい、品質のため3%以下に管理します。固形分が多いと、単位水量・強度・流動性に影響するため、濃度管理が重要です。
上澄み水との違い
| 上澄み水 | スラッジ水 | |
|---|---|---|
| 状態 | スラッジを沈殿させた澄んだ上部の水 | 微粒分(固形分)を含む水 |
| 扱い | ほぼ普通の水として使える | 固形分率を管理して使う |
高強度コンクリートとの関係
高強度コンクリートや高品質が求められるコンクリートでは、品質を安定させるためスラッジ水の使用は制限され、上水道水や上澄み水を使うのが基本です。
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まとめ
- スラッジ水は回収水のうち微粒分を含む水。練混ぜ水に再利用する。
- スラッジ固形分率は3%以下に管理する。
- 上澄み水は澄んだ水。高強度コンクリートではスラッジ水の使用を制限する。