打ち重ねと打ち継ぎの違い|水平打ち継ぎ・時間
打ち重ねと打ち継ぎは似ていますが、先のコンクリートが固まる前か後かで異なります。混同するとコールドジョイントの原因になります。
この記事について
施工・試験に関する規準(JASS5・JIS A各規格など)は改訂されることがあります。本記事は学習用の概要です。施工・管理では最新の規格・指針を確認してください。
違い
| 打ち重ね | 打ち継ぎ | |
|---|---|---|
| タイミング | 先の層が固まる前(連続) | 先のコンクリートが固まった後 |
| 結果 | 一体化する | 継ぎ目(打継面)ができる |
| 位置 | 同じ部材を連続で | 計画した打継位置 |
打ち重ね時間の規定
打ち重ねは、先の層が固まる前に行う必要があります。許容打重ね時間間隔は、外気温25℃以上で120分・未満で150分以内が目安。超えるとコールドジョイントになります。バイブレーターを下層に差し込んで一体化します。
水平打ち継ぎ・鉛直打ち継ぎ
- 打ち継ぎ位置:応力(せん断)の小さい位置に設ける。梁・スラブはスパンの中央付近、柱・壁はスラブ・梁の上端や下端。
- 水平打ち継ぎ:上下に分けて打つ継ぎ目。打継面のレイタンスを除去し、清掃・湿潤にしてから次を打つ。
- 必要に応じ先付けモルタルを敷いて一体性を高める。
まとめ
- 打ち重ねは固まる前に連続して打ち一体化、打ち継ぎは固まった後で継ぎ目ができる。
- 打ち重ねは25℃以上120分・未満150分以内。超えるとコールドジョイント。
- 打ち継ぎは応力の小さい位置に設け、レイタンスを除去して打つ。