無筋コンクリートとは?使える場所とRCとの違い
無筋コンクリートとは、鉄筋を入れていないコンクリートのことです。引張に弱いため、使える場所は限られます。
この記事について
コンクリートの規格・基準値(JIS A 5308・JASS5など)は改訂されることがあります。本記事は学習用の概要です。設計・施工では必ず最新のJIS・JASS5・指針の値を確認してください。
特徴
- 圧縮には強いが引張に弱い(鉄筋で引張を補わない)。
- 曲げ・引張がかかる部材には使えない。
- 鉄筋がないぶん安価で、施工が簡単。
鉄筋コンクリートとの違い
| 無筋コンクリート | 鉄筋コンクリート(RC) | |
|---|---|---|
| 鉄筋 | なし | あり |
| 引張 | 弱い(負担できない) | 鉄筋が負担する |
| 使える部材 | 圧縮・支圧が主の部位 | 梁・柱・スラブなど曲げ部材 |
コンクリートは引張に弱いため、曲げを受ける梁やスラブには引張を負担する鉄筋が不可欠です。無筋はその役割がないので、引張・曲げがかからない部位に限られます。
使える場所
- 捨てコンクリート(均しコン):基礎下の墨出し・水平面づくり。
- 土間コンクリート:地盤に直接接する床(荷重を地盤が支える)。
- 重力式擁壁:自重で土圧に抵抗する擁壁。
- ブロック塀の基礎、簡易な舗装など。
POINT
「圧縮や支圧が主で、曲げ・引張がほとんどかからない」「割れても安全に大きな影響がない」場所が、無筋コンクリートの適用範囲です。
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まとめ
- 無筋コンクリートは鉄筋を入れないコンクリート。引張に弱い。
- 捨てコン・土間・重力式擁壁など、曲げ・引張がかからない部位に使う。
- 梁・柱・スラブなど曲げ部材には鉄筋コンクリートが必要。