鉄筋コンクリート造(RC造) 更新日:2026年6月14日

水密コンクリートとは?W/C50%以下と単位粗骨材量

水密コンクリートは、水を通しにくいようにつくったコンクリートです。水槽・地下室・水路など、水を扱う・水に接する部位に使われます。

この記事について

コンクリートの規格・基準値(JIS A 5308・JASS5など)は改訂されることがあります。本記事は学習用の概要です。設計・施工では必ず最新のJIS・JASS5・指針の値を確認してください。

特徴:緻密で水を通さない

水密性は、コンクリート内部のすき間(空隙・連続した毛細管)を減らして緻密にすることで高まります。ブリーディング(水の浮き)やひび割れを抑え、密実に打ち込むことが重要です。

水セメント比50%以下

POINT:W/Cを下げる

水が多いと、硬化後に水が抜けた跡が連続した空隙になり水を通しやすくなります。そのため水密コンクリートは水セメント比(W/C)を50%以下とし、余分な水を減らして緻密にします。W/Cが小さいほど水密性が高まります。

単位粗骨材量との関係

水密性を高めるもう一つのポイントが、単位粗骨材量を多めにすることです。粗骨材(砂利・砕石)を多くすると、相対的にセメントペースト(水+セメント)の量が減ります。ペーストは乾燥収縮やひび割れの原因になりやすいため、ペーストを減らす=乾燥収縮・ブリーディングを抑え、水みちを減らすことにつながります。

用途

  • 受水槽・プール・浄化槽などの水槽
  • 地下室・地下ピット(地下水の浸入防止)。
  • 水路・擁壁など水に接する構造物。
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まとめ

  • 水密コンクリートは水を通しにくい緻密なコンクリート。
  • 水セメント比50%以下とし、余分な水を減らして水みちを少なくする。
  • 単位粗骨材量を多めにしてペーストを減らし、収縮・ブリーディングを抑える。