鉄筋コンクリート造(RC造) 更新日:2026年6月14日

設計基準強度と品質基準強度の違い

コンクリートの強度には、目的の異なる複数の「基準強度」があります。設計基準強度(Fc)品質基準強度(Fq)の違いを整理します。

この記事について

強度・設計に関する規準(JASS5・建築基準法施行令など)の数値は条件・改訂で変わることがあります。本記事は学習用の概要です。設計では最新の規準を確認してください。

3つの基準強度

記号名称意味
Fc設計基準強度構造設計で基準とする強度
Fd耐久設計基準強度耐久性から定める強度(計画供用期間による)
Fq品質基準強度品質管理の基準。FcとFdの大きい方

関係

品質基準強度 Fq = max(設計基準強度 Fc, 耐久設計基準強度 Fd) 構造で必要な強度と耐久で必要な強度の、大きい方を採用する
POINT

たとえば構造的にはFc=21で足りても、長期の耐久性でFd=30が必要なら、品質基準強度Fq=30となります。実際に調合(配合)で目標とするのは、このFqに補正を加えた強度です。

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まとめ

  • 設計基準強度Fcは構造設計の基準、耐久設計基準強度Fdは耐久性の基準。
  • 品質基準強度Fqは、FcとFdの大きい方をとる品質管理の基準。
  • 配合の目標強度は、Fqに補正値を加えて決める。