コンクリートの許容圧縮応力度|Fcと長期・短期
許容圧縮応力度は、コンクリートが圧縮に対して許容できる応力度です。設計基準強度Fcから求めます。
この記事について
強度・設計に関する規準(JASS5・建築基準法施行令など)の数値は条件・改訂で変わることがあります。本記事は学習用の概要です。設計では最新の規準を確認してください。
計算式
長期許容圧縮応力度 = Fc ÷ 3
短期許容圧縮応力度 = 2 × Fc ÷ 3 短期は長期の2倍
短期許容圧縮応力度 = 2 × Fc ÷ 3 短期は長期の2倍
例:Fc21なら長期7・短期14 N/mm²、Fc24なら長期8・短期16 N/mm²です。
長期・短期の使い分け
| 長期(Fc/3) | 短期(2Fc/3) | |
|---|---|---|
| 対象の荷重 | 固定荷重・積載荷重(常時) | 地震・台風(短時間) |
| 考え方 | 長くかかるので余裕を大きく | 短時間なので大きな応力を許容 |
POINT
柱の圧縮や梁の曲げ圧縮側の検討で、コンクリートの圧縮応力度がこの許容値以下になることを確認します。引張側は鉄筋が負担します。
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まとめ
- 許容圧縮応力度は長期=Fc/3、短期=2Fc/3。
- 長期は常時荷重、短期は地震・台風に使う。短期は長期の2倍。
- 圧縮はコンクリート、引張は鉄筋が負担する。