鉄筋コンクリート造(RC造) 更新日:2026年6月14日

側圧とは?意味・計算式とコンクリートとの関係

側圧(そくあつ)とは、まだ固まらないフレッシュコンクリート型枠を横(水平方向)に押す圧力のことです。型枠が壊れないように設計する根拠になります。

この記事について

強度・設計に関する規準(JASS5・建築基準法施行令など)の数値は条件・改訂で変わることがあります。本記事は学習用の概要です。設計では最新の規準を確認してください。

意味

打ち込んだ直後のコンクリートは液体に近く、型枠を内側から外へ押し広げようとします。この水平方向の圧力が側圧です。セパレーターや型枠の強度は、この側圧に耐えるように決めます。

計算式

側圧は、液体の圧力と同じように深さ(打込み高さ)に比例すると考えるのが基本です。

側圧 P = W × H W:コンクリートの単位容積重量(約23kN/m³)/H:打込み高さ(液頭)

ただし、コンクリートは時間が経つと凝結して固まり始めるため、実際の側圧は深くなるほど無限に増えるのではなく、ある高さで頭打ち(最大値)になります。

側圧が大きくなる条件

POINT

側圧は次の条件で大きくなります。

  • 打込み速度が速い(凝結前に高く積み上がる)。
  • 気温が低い(凝結が遅く液体状が続く)。
  • スランプが大きい・流動性が高い

これらの条件では型枠・セパレーターを強くする必要があります。

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まとめ

  • 側圧はフレッシュコンクリートが型枠を横に押す圧力。
  • 液体圧として P=W×H で近似。凝結で最大値に頭打ちする。
  • 打込みが速い・低温・高スランプで大きくなる。型枠設計の根拠になる。