鉄筋コンクリート造(RC造) 更新日:2026年6月14日

コンクリートの耐久性と耐久年数|劣化機構

コンクリートの耐久性は、どれだけ長く性能を保てるかを表します。計画供用期間と劣化のしくみを整理します。

この記事について

強度・設計に関する規準(JASS5・建築基準法施行令など)の数値は条件・改訂で変わることがあります。本記事は学習用の概要です。設計では最新の規準を確認してください。

耐久年数と計画供用期間

建物をどれだけ使うかを計画供用期間(短期約30年〜超長期約200年)で設定し、それに応じて耐久設計基準強度水セメント比かぶり厚さを決めます。長く使うほど厳しい条件になります。

主な劣化機構

劣化機構内容
中性化CO₂でコンクリートがアルカリ性を失い鉄筋が錆びる
塩害塩化物イオンで鉄筋が腐食する
凍害凍結融解の繰り返しで表面が劣化
化学的侵食硫酸塩・酸などによる侵食
アルカリ骨材反応骨材とアルカリの反応で膨張・ひび割れ

耐久性の確保

POINT

耐久性は、緻密なコンクリート(水セメント比を小さく)+十分なかぶり厚さで確保するのが基本です。劣化要因に応じて、高炉セメント(塩害・化学抵抗)やAE剤(凍害)なども使い分けます。

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まとめ

  • 耐久性は計画供用期間に応じて確保する。耐久年数の目安になる。
  • 劣化機構は中性化・塩害・凍害・化学的侵食・アルカリ骨材反応。
  • 水セメント比を小さく・かぶりを十分にとるのが耐久性の基本。