コンクリートの寸法効果|圧縮強度試験での影響と補正
寸法効果(すんぽうこうか)とは、供試体が大きいほど圧縮強度が小さく測定される傾向のことです。試験結果の解釈で重要になります。
この記事について
強度・設計に関する規準(JASS5・建築基準法施行令など)の数値は条件・改訂で変わることがあります。本記事は学習用の概要です。設計では最新の規準を確認してください。
寸法効果とは・理由
POINT
同じコンクリートでも、供試体が大きいほど内部に欠陥(空隙・微細なひび)を含む確率が高くなり、そこから壊れやすくなります。そのため大きい供試体ほど強度が低めに出ます。これが寸法効果です。
圧縮強度試験での影響
テストピースには φ100×200mm と φ150×300mm などがあり、寸法効果によりφ150のほうがφ100より強度がやや低めに出る傾向があります。試験結果を比較・評価するときは、この差を考慮します。
補正の考え方
供試体の寸法が標準と異なる場合、寸法による補正係数を掛けて評価することがあります。実務では、使用する供試体寸法を統一し、規格(JIS)に従って試験・判定するのが基本です。
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まとめ
- 寸法効果は、供試体が大きいほど圧縮強度が小さく出る現象。
- 大きいほど欠陥を含む確率が増えるのが理由。
- 寸法が違う場合は補正係数で評価。実務は供試体寸法を統一する。