鉄筋コンクリート造(RC造) 更新日:2026年6月14日

コンクリートのスランプ値|18cmの根拠と許容値

スランプ値は、スランプ試験で測るコンクリートの軟らかさ(下がり量、cm)です。値の選び方と許容差を整理します。

この記事について

コンクリートの規格・基準値(JIS A 1101ほか・JASS5など)は改訂されることがあります。本記事は学習用の概要です。設計・施工では最新の規格・指針を確認してください。

スランプ値の範囲

普通コンクリートのスランプは、一般に8〜18cm(場合により21cm)の範囲で指定します。値が大きいほど軟らかく打ちやすいですが、水が多くなりがちで品質に不利です。

18cmが使われる根拠

POINT

一般的なRC造ではスランプ18cmがよく使われます。これは、ポンプ圧送や密な配筋でも打設しやすい施工性と、水を増やしすぎない品質のバランスが取りやすい値だからです。施工性をさらに上げたい場合は21cm、品質を優先する場合は15cm以下を選ぶこともあります(JASS5では計画供用期間などに応じて上限を設定)。

許容値(JISの許容差)

指定したスランプに対し、JIS A 5308で許容差が定められています。

指定スランプ許容差
2.5cm±1cm
5・6.5cm±1.5cm
8cm以上18cm以下±2.5cm
21cm±1.5cm

たとえば18cm指定なら、おおむね15.5〜20.5cmの範囲が合格となります。

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まとめ

  • スランプ値はコンクリートの軟らかさ(cm)。普通は8〜18cmで指定。
  • 18cmは施工性と品質のバランスが良く、一般のRC造で多用される。
  • 許容差は8〜18cmで±2.5cm。21cmで±1.5cm。