単位水量とは?185kg/m³以下の規準
単位水量とは、コンクリート1m³に含まれる水の質量(kg/m³)です。コンクリートの品質を左右するため、できるだけ少なくするのが原則です。
この記事について
コンクリートの規格・基準値(JIS A 1101ほか・JASS5など)は改訂されることがあります。本記事は学習用の概要です。設計・施工では最新の規格・指針を確認してください。
意味
練混ぜに使う水の量で、スランプ(軟らかさ)に直接効きます。水を増やせば軟らかく打ちやすくなりますが、品質面では不利になります。
185kg/m³以下の規準
POINT:少ないほどよい
JASS5では、単位水量の上限を185kg/m³とし、「できるだけ少なくする」ことを求めています。水が多いと、乾燥収縮・ひび割れ、ブリーディング、強度・耐久性の低下を招くためです。
水セメント比・スランプとの関係
- 水セメント比:W/C=単位水量÷単位セメント量。単位水量を抑えると、同じW/Cでもセメントを減らせる。
- スランプ:単位水量を増やすとスランプは上がるが品質が下がる。AE減水剤で「水を増やさず軟らかく」するのが基本。
つまり、必要なスランプを、できるだけ少ない単位水量で得ることが配合設計の要点です。
まとめ
- 単位水量はコンクリート1m³中の水の質量(kg/m³)。
- JASS5で上限185kg/m³。乾燥収縮・ブリーディング防止のため少なくする。
- スランプは単位水量で上がるが、減水剤で水を増やさず確保するのが基本。